縮毛矯正剤のスペック
縮毛矯正剤のスペックとは、簡単に言うと縮毛矯正剤の強弱を数値で表したものです。
- 髪に優しく・・・
- ダメージレス・・・
- 縮毛矯正専門・・・
- 低アルカリ・・・
- オーガニック・・・
- 酸性・・・
- 髪質改善・・・
これらの言葉は溢れていますが、実際どの位の強さの矯正剤を使用しているのか?は、以下のスペックを見なければ分かりません。
文字とは違い数字は誤魔化せません。詳細なスペックの公表は、美容メーカー(美容室)にとって不都合が多いので、ほとんど公にされていません。
アルカリ度数 | pH | 還元剤濃度 (新生毛用) | 浸透率 | |
美容室 VERY VERY 自社開発矯正剤”ぷるぷる” | ≒0ml | pH6.0~8.0 | 4~7% | ♡♡♡ |
アルカリ性縮毛矯正 | 3~7ml | pH9.0~9.5 | 7~11% | ♡♡ |
酸性ストレート | 0ml | pH4.5~6.5 | 10~20% | ♡ |
アルカリ度数(酸を中和する力や量)
縮毛矯正においてアルカリ度数の意味は、毛髪疎水部を親水化させ還元剤を毛髪内部に浸透させる力の目安のこと。ただし、数値が高いほどアルカリダメージも大きくなり、縮毛矯正後乾きにくい髪になります。
pH(イオン指数濃度)
縮毛矯正においてpHとは、還元剤が作用しやすい状態の目安のこと。pHが高いほど、還元剤は活性化してSS結合を多く切断しますが、過剰還元(ビビリ毛)のリスクも高まります。反対にpHが低いほど、還元剤は不活性化、SS結合を切断しなくなります。
還元剤濃度
縮毛矯正において還元剤濃度とは、還元剤の配合量のこと。
高濃度ほど、同じ時間でより多くのSS結合を切断する力がありますが、実際にはpHと温度の影響を受けた分だけが、SS結合を切断します(pHや温度が高いほど、SS結合を切断します)
浸透力
アルカリ成分によって還元剤を毛髪内に浸透させるアルカリ性縮毛矯正はアルカリダメージが避けられないし、酸性で高濃度の還元剤を使用しても疎水部には浸透せず癖毛の伸びが悪いうえ、作用していない還元剤ばかりなのでアイロンを酷使する事になります。
なので、VERY VERYの縮毛矯正は、アルカリ成分を使わずに浸透力を高め効率よく還元剤を作用させている為、通常では考えられない低スペックで縮毛矯正施術を行っています。ダメージはもちろん、嫌な臭いも少なく自然な仕上がりのストレートヘアになります。