ヘナ

神戸 美容室 VERY VERYでは、１００％天然のハナヘナを取り扱っています。ハナヘナは、手作業によって不純物を完全に取り除き、人体に有害と考えられる科学染料を一切使用せずに白髪を染めます。

ヘアカラーによるかぶれとは？過去のヘアカラーで、皮膚炎症状（かぶれ、痒み、赤み、刺激、かさぶた等）が出た事のある方は、お読み下さい。

使用する製品がヘナでも、施術方法が異なったり、製品名＝メニューとは限らない為、今まで他店でされてきたヘナと当店のヘナが同じとは限りません。

• ヘナの特徴、メリット、デメリット
• ヘナ施術の流れ
• ヘナの注意点
• ハナヘナ（うんちく）
• ヘナ料金と施術時間
• ヘナの全成分

ヘナの特徴、メリット、デメリット

ヘナの特徴

ヘナは、インド北西部のラジャスタン地方などに自生する低木植物。染毛剤、薬剤、防腐剤などとして昔から一般的に使用されています。

１００％天然のハナヘナは副作用が少なく、毛髪や地肌を痛めません。

ヘナに含まれるローソニアは、オレンジの着色効果があり長期間持続します。

ヘナに含まれるタンニンは、髪の蛋白質にからみついてハリやコシを出し、紫外線によるダメージも防ぐ効果があります。

天然染料なので発色は不安定ですが、ヒートキャップを併用して乳化を丁寧に時間を掛ける事で、しっかり染まる工夫をしています。

へナのメリット

潤い、ツヤ、しなやかさがでてきます。１００％天然成分なハナヘナは繰り返し施術する程、効果が実感できます。

軟毛でネコ毛の方は、ハリ、コシ、しなやかさを与え、自然なボリュームが出るので、セットが長持ちするようになります。

頭皮のケアが同時にでき、頭皮、毛根の汚れ、余分な皮脂をきっちり吸着し、取り除きます。

へナのデメリット

時間が掛かります。

発色が安定しません。

施術されてから３～７日程、色落ちします。

髪を濡らすと、きしみます。

草の臭いがします（笑）

デメリットを書き過ぎ（笑）かもしれませんが、科学染料を使用せずに白髪を染めたい方にお勧めですヾ(o´∀｀o)ﾉ

ヘナ施術の流れ

メリット、デメリットをご理解して頂いてからの施術になります。

ＢＥＦＯＲＥ

白髪率３０％です。まだ年齢もお若く、これから何十回と白髪染めをくり返す事になります。

これから先のことも考え、科学染料は使用したくないとの事でしたので、ヘナで染めていく事にしました。

１　ヘナ（オレンジ）を塗布

ヘナの粉末をお湯で溶き塗っていきます。

しっかり染める為、たくさん塗布します。頭の上にヘナを置いていく感じです。

２　加温６０分

加温した方がよく染まりますが、熱いのが苦手な方は自然放置。

放置時間は長い方がよく染まるので、神戸 美容室 VERY VERYでは、６０分時間を置いています。

３　水洗

一度ヘナを流します。

髪の毛が収斂して、引っ掛かります（傷んだ訳ではありません）が、ヘナに含まれるタンニンが髪の毛を補強して、髪が太くなった感じがします。

ヘナを流した後の画像ですが、オレンジ色に染まっています。

白髪の多い内側は、かなり鮮やかなオレンジ色です（笑）

４　インディゴ（藍）を塗布

髪色がオレンジではおかしいので、インディゴを塗っていきます。

インディゴを上から塗って行くことで、オレンジ色を打ち消し、髪色らしいブラウンに仕上がります。

５　加温６０分

ヘナと同じく６０分時間を置きます。

６　シャンプー

ＡＦＴＥＲ　１

酸化染毛剤（ヘアカラー）やヘアマニキュア等と比べると、仕上がり時はどうしても染まりが浅くなります。

しかし、髪はタンニンによって補強されしっかりしています。

安物の人工シリコンのいやらしいツヤでは無く、価値ある自然のツヤです（笑）

ＡＦＴＥＲ　２

数年前までは、ヘナは流行ってたのかもしれませんが、最近はあまり聞かなくなりました。。。

１００％天然、自然派、ダメージレス、安心、安全までは良いとして、健康に良い？デトックス？？、経皮毒？？？意味不明の誇大広告だから流行で終わるんでしょうね。。。

端的に書くと、植物（ヘナ）を毛髪用の染料として利用しているだけです(≡人≡;)

真実を隠し利便性だけを誇大に伝える、利益至上主義の美容室やメーカーにも責任があるのではないでしょうか？

これではヘナの良さは全く伝わりません。１００％天然のハナヘナの良さは、長い期間使用した方だけが、初めて分かるのかも知れません。

ヘナの注意点

ヘナと書かれてある商品全てが１００％天然成分とは限りません。１００％天然成分のヘナは発色が安定しないので、化学染料が配合されているケミカルへナが混在しています。

施術（使用）直後に、白髪が茶色や黒色に染まるヘナは、科学染料配合のケミカルヘナです。

１００％天然成分のハナへナは、施術後すぐに発色しません。６～２４時間かけて、少しずつ酸化発色します。ケミカルヘナとは全くの別物です。

神戸 美容室 VERY VERYは、ヘナ教ではありません（笑）科学染料による径皮毒、ヘナによる毒素の浄化など、エセ科学は一切信仰していません。

有償無償、美容所自宅に限らず、無資格の方がヘナを他人に施術する事は美容師法違反です。全てとは言いませんが、誤った信仰が多いのも事実です。無資格の方の言葉をむやみに信じないで下さい。

ハナヘナ（うんちく）

手選別のハナへナ

他のヘナメーカーのほとんどがコストダウンによる機械選別ですが、ハナへナは手選別です。機械で不純物（枝、小石）を取り除くには、やはり限界があります。

ヘナのクオリティーを高めることの１つは、どれだけ不純物を取り除けるか？にあります。最新の機械もありますが、やはり目で見て取り除くにはかないません。

手間隙がかかり大変な作業で、当然人件費はかかりますが、他のヘナに比べキメが細かく良質です。

へナは、こんな方にお勧めです。

• ホームカラー（酸化染毛剤）でよく染められ、ダメージを感じる方。
• 毛髪が細く、コシがない方。
• 科学染料を使用したくない方。
• 上質なヘナをお探しの方。

へナって本当は？

それでも、天然染料１００％で染めたい方、お持ちしてます(≧∇≦)ｖｷｬｰ

ハナへナのトリートメント効果？

• ハナヘナでダメージホールの穴埋め・・・
• ハナヘナで髪密度ＵＰ・・・
• 縮毛矯正を止めてハナヘナで髪質改善・・・

ハナヘナにトリートメント効果が有るようなＷＥＢ記事が沢山出て来ますが。。。

シリコンやオイルはコーティングで悪者扱い。でもハナヘナは特別で、ダメージホール（ダメージ毛はタンパク質が溶解して空洞が出来ていると考えられています）の穴埋めをしてくれるそうです？？？

ハナヘナに目が付いていて自ら動き、都合よくダメージホールにだけ入って行くのでしょうか？？？

普通に考えたら、ダメージホールの出来ている箇所にも、出来ていない箇所にも付着しそうですが。。。

はっきり書きますが、シリコンでもオイルでもケラチンでもコラーゲンでもハナヘナであっても、毛髪に使用すれば表面にそれらがただ付着しているだけで、それとなくハリ、コシ、ツヤを出しているだけです。

神戸 美容室 VERY VERYには、ハナヘナを長期間継続して行ってもキレイにならないと言ったお客さんが多数ご来店されます。。。

「ヘナはすればするほど綺麗になる」と言われていた、お客さんの話です。

縮毛矯正を半年に１度、ヘアカラーは１～２ヶ月に１度（新生毛は通常の白髪染め、既染毛は追加料金を支払いハナヘナで補強？）

しかし肝心の髪の毛は、

1. ボロボロ＋ごわごわ＋カチカチ。手ぐしすら通りません。。。
2. 本来の髪質以上にくせ毛が強く出て、まとまりかなり悪いし。。。
3. 髪色も変なオレンジ色だし。。。

お客さんは美容師を信用して、ハナヘナに何度も追加料金を払ってきたそうです。。。

担当の美容師は気付いているはずです凸(￣曲￣；)

（当たり前ですが）ハナヘナが、毛髪を補修するはずもなく、くせ毛をストレートにする効果もありません。髪密度も上がりません。

トリートメントで髪は治らないと言っておきながらハナヘナ？？？ハナヘナであっても同じです。治る訳がありません|| ＼(￣▽￣;)／ |||

あるのは、

ローソニアによるオレンジ色の着色効果と、タンニンが毛髪に絡み付く事による毛髪硬化（手触りや感触のみと考えた方が良いです）です。

なので、乾燥でパサパサの髪、ダメージで広がっている髪、くせ毛が原因でキレイに見えない髪などには、ハナヘナを繰り返し行っても何も効果を感じません。

どうしてダメージヘアに、（トリートメントを併用しなければ）手触りや指通りが非常に悪いハナヘナなのでしょうか？全く理解できません。

下手をすれば、ハナヘナによる収斂作用で余計に扱いにくくなります。酷いダメージヘア、絡みやすいロングヘア、切れやすい細毛の方は特に注意が必要です。

神戸 美容室 VERY VERYでは、ハナヘナをトリートメント代わりやヘアケアに使用する事はありません。

へナショック

天然成分１００％のヘナ（ナチュラル）で染めると、髪が軋んだり絡んだりします。これをヘナショックと呼んでいます。

インディゴを含むハナヘナ（インディゴ、ハーバルブラウン、ハーバルマホガニー）は、強いヘナショックは起きませんが、それでも髪が軋みます。

髪質、毛量、長さ、ダメージレベルでも変わってきますが、細毛、ロング、ハイダメージ毛の方は、特に強いヘナショックで髪が引っ掛かったり、バシバシになったり、何より切れ毛のおそれが有り仕事になりません。

その為、お客さんの了解を得て、ハナヘナに最適なトリートメントを添加しています。

ハナヘナを洗い流した後、指通りを良くする為にトリートメントを使用する位なら、いつトリートメントを使用しても同じだからです。

もちろん、トリートメントを添加する事で染まりが悪くなる事もありません。

ヘナショックの原因

• ハナへナは酸性（ｐＨ３程度）で髪の毛が収斂するから。
• 髪の表面に吸着したハナヘナの残り。
• 手触りや指通りの良い、人工的なトリートメントに慣れているから。

等です。

ヘナ料金と施術時間

税込み。シャンプー、ブロー込み。

１回染めは、ヘナ（橙１００％）、インディゴ（藍１００％）、ハーバルブラウン（ヘナ：インディゴ　４：６）、ハーバルマホガニー（ヘナ：インディゴ　２：８）のいずれか。よりしっかり染めたい方は２回染めになります。

塗るだけヘナは文字通り塗るだけです。ヘナを塗布したままお帰り頂くので、大きい帽子をご持参ください。

ヘナの全成分

ハナヘナの成分は、ヘンナ、ナンバンアイ葉です（１００％天然）白髪染めに使用します。科学染料を使用したく無い方にお勧めです。

勘違いしている方も多いのですが、天然（植物）だからと言って、アレルギーが出ないと言う意味ではありません。植物アレルギーの懸念があります。

同じヘナと言う名前であっても、その他の酸化染料を含むケミカルヘナも有るので、ご注意ください。

ハナヘナ（ｈａｎａ　ｈｅｎｎａ）

全成分

• ヘンナ
• ナンバンアイ葉

ヘナとその他のヘアカラーとの比較

〇・・・配合あり　×・・・配合なし