縮毛矯正

神戸 美容室 VERY VERYは、縮毛矯正(ストレート)に拘り力を入れています。強いくせ毛でお困りの方、縮毛矯正でダメージを感じている方、縮毛矯正をあてる程では無いと言われる方、ご相談下さいლ(◕ˇε ˇ◕ლ)

縮毛矯正=強い癖毛用 縮毛矯正=不自然なストレート 縮毛矯正=強い薬剤 縮毛矯正=ダメージではありません。

このような偏った認識の美容師も多いので、お客さんも勘違いされているのですが、神戸 美容室 VERY VERYでは、強い癖毛を伸ばす事はもちろん、指通りを良くして艶を出す等の髪質改善、雨の日のアホ毛だけを抑えたり、丸みを残して矯正したり、ボリュームダウン等、お客さんの希望に合わせ加減しながら施術しています。

駅近(JR神戸線、住吉駅南1分)でアクセスが良く、神戸市内はもちろん遠方からのご来店も多いです(⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

縮毛矯正イメージ画像

拘りの縮毛矯正

神戸 美容室 VERY VERYの縮毛矯正は、

髪に負担の少ない中性域なので、自然なストレートヘアです(当店よりも優しい矯正剤を使用している美容室はありません)

強いくせ毛でもしっかり伸ばします(当店よりも強いくせ毛をしっかり伸ばす美容室はありません)

ツヤツヤ、ピカピカ、しっとり仕上がります。

ダメージの原因であるアルカリ、酸、熱の使用が僅かなので、ダメージを感じない仕上がりが持続します。

繰り返しの矯正で慢性的な酷いダメージが改善され、綺麗な髪になります。

ヘアカラー(白髪染め、おしゃれ染め)との相性が良く、繰り返し染められている方でも安心です。

柔らかい仕上がりが持続するので、毎日のお手入れが楽になります。

枝毛、切れ毛、ビビリ毛、絡まり等、ありがちな縮毛矯正の失敗がありません。

伸びて来るくせ毛となじみが良いので、不自然さが少なく長持ちします。

ヘアカラー、ブリーチ、デジタルパーマとの同日施術が可能です。同日施術によるダメージ増しはありません( ̄▽ ̄v )

縮毛矯正のスペック

  • 髪に優しく・・・
  • ダメージレス・・・
  • 縮毛矯正専門・・・
  • 低アルカリ・・・
  • オーガニック・・・
  • 酸性・・・
  • 髪質改善・・・

これらの言葉は溢れていますが、実際どの位の強さの矯正剤を使用しているのか?は、以下のスペックを見なければ分かりません。

文字とは違い数字は誤魔化せません。詳細なスペックの公表は、美容メーカー(美容室)にとって不都合が多いので、ほとんど公にされていません。

 アルカリ度数pH還元剤濃度
(新生毛)
神戸 美容室 VERY VERY
中性域縮毛矯正
≒0mlpH6.0~8.06~7%
アルカリ性縮毛矯正3~7mlpH9.0~9.57~11%
酸性ストレート0mlpH4.5~6.515~20%

アルカリ度数

通常のアルカリ性縮毛矯正では、アルカリ剤によって毛髪を軟化膨潤させ還元剤を浸透作用させますが、ダメージの原因でもあります。神戸 美容室 VERY VERYでは、アルカリ剤を使用せずに還元剤を浸透作用させています。

pH

中性域なので過度な軟化や収斂を起こさない為、毛髪の負担が極めて少ないです。

還元剤の濃度

後々のダメージの懸念から、濃度も極力抑えて使用しています。

特殊な処方で効率よく還元剤を浸透作用させている為、通常では考えられない低スペックで施術を行っています。ダメージはもちろん、自然な仕上がりのストレートヘアになります。

強い癖毛の縮毛矯正

BEFORE

3~4ヶ月周期で縮毛矯正をされるお客さんです。くせ毛が強く縮毛矯正が欠かせません。

縮毛矯正1

根元からボリュームが出てきています。

新生部の強いくせ毛をしっかり伸ばし、髪を乾かしただけでまとまる自然なストレートヘアを目指します。

縮毛矯正2

2 矯正1剤の選定

強いくせ毛は一般的にアルカリ性縮毛矯正(pH9.0程度)を使用しますが、これでは強い癖毛が伸びたとしても、アルカリが強過ぎてダメージが大きく後々広がってきたり、不自然なストレートだったりして綺麗になりません。

だからと言って、流行りの酸性ストレート(pH6.0程度)では、毛髪が硬化しているので矯正剤の効きが悪く癖毛が伸びきりません。

実際に、酸性ストレートではくせ毛が伸びなかった、直ぐに戻ったと言われる方が多いです。強いくせ毛でもないのに。。。

だから縮毛矯正は難しいのですが、、、

神戸 美容室 VERY VERYでは、安全な中性域(pH8.0~6.0)で強い癖毛を伸ばしています(⌒ο⌒@)v

ダメージした髪や伸びきらなかった髪は、トリートメントで直ったり真っ直ぐになったりしないので、カットするまでいつまでも残ります。。。

縮毛矯正3

3 縮毛矯正1剤を塗布

新生部に1剤を塗布。自然なストレートヘアにする為、前回の縮毛矯正部に若干重ねて塗布します(中性域なので重ねても比較的安全です)

新生部に使用した1剤を、ハイダメージの毛先まで塗布する美容師は、かなり危険ですε=( ̄。 ̄;)ハァ

4 既矯正部の毛先はダメージが進まないようにトリートメントで保護。

5 25分放置

中性域ですが、どんなに強いくせ毛でも放置時間は20~30分。加温は一切していないので暑くありません。

縮毛矯正4

6 水洗

縮毛矯正1剤をしっかり流します(5分)流し残しがダメージに繋がりますし、水洗をしっかり行う事でくせ毛の伸びも良くなります(@⌒ο⌒@)

アルカリ度数≒0mlなので、水洗だけでアルカリ剤のヌメリが残らず、すっきり洗い上がります。

7 アイロン

アイロンの設定温度は、160~180℃。髪質やダメージレベルによって温度を変えています。

ドライヤーで髪を乾かし、ほぼ乾いた状態からアイロンでくせ毛を伸ばして行きますが、カラカラに髪が乾いているとくせ毛は伸びないで、水分量に気を付けながらアイロンを行います。

縮毛矯正は、くせが強く毛量の多い方ほど時間を頂きます。さらに部位ごとのダメージなどもあって、臨機応変が求められます。

決められた時間で仕事をする低料金美容室、マニュアルで決められた作業をこなすだけの意識の低い美容室での縮毛矯正は、お勧めできません∑( ̄□ ̄;汗

8 2剤塗布、放置3分

9 シャンプー

アルカリ度数≒0、中性域なので、縮毛矯正後の劣化を感じません。なので、仕上げにトリートメント(インペイ工作)は、一切使用していませんヾ(^▽^@)

縮毛矯正5

AFTER

ドライヤーで乾かしただけですが、新生毛のくせ毛はしっかり伸び、毛先のダメージは改善。見た目が良くなっています。

仕上げに、ブローやアイロンで誤魔化す美容室が大半で、その時は綺麗なストレートヘアですが、まだ信用してはいけません(笑)

縮毛矯正は、お家に帰られてからお客さんご自身で仕上げてみないと、きちんとストレートヘアになっているのか?は分かりませんョ(⌒ο⌒@)

ふんわり丸い縮毛矯正

ロングとは異なり、ボブの縮毛矯正を自然に見せるには、ふんわり仕上げる必要があります。ストレートアイロンだけでは不自然に仕上がるお客さんは、毛先にカールアイロンを併用しています。神戸 美容室 VERY VERYでは、追加料金は頂いていません。

ふんわり縮毛矯正1

BEFORE 1

内巻きに収まる自然なボブ希望。4ヵ月前の縮毛矯正が伸びて来て肩にあたる長さもあり、収まりが悪くハネてしまっている感じです。

以前行かれていた自然派志向の美容室では、髪や体に悪いとの理由で、希望しても縮毛矯正やヘアカラーを行ってくれなくなったそうです。。。

縮毛矯正=悪、縮毛矯正=ダメージと思い込んでいる美容師も多いのですが、それは30年前の話で全くアップデートされていません(//இωஇ//)

ふんわり縮毛矯正2

BEFORE 2

ふんわり仕上げる為、2種類の還元剤を併用し立体的なストレートを目指します。

従来のチオグリコール酸のみの1種類の矯正剤では、「真っ直ぐ過ぎる」or「伸びが悪い」になりがちで、縮毛矯正が嫌われる原因でもありました。

今回は更に、毛先にカールアイロンを使用し、内巻きに丸めてみます。

ふんわり縮毛矯正3

根元~中間部分に縮毛矯正1剤を塗布。15分放置。

内巻に収める毛先部分は丸めやすい表層還元の矯正1剤を塗布。5分放置。

ふんわり縮毛矯正4

水洗後、根元~中間部分はストレートアイロン(170℃)でストレートに整えます。

ふんわり縮毛矯正5

毛先部分は、カールアイロン(150℃)で内巻きに丸めます。

その後、2剤を全体に塗布。

ふんわり縮毛矯正6

AFTER 1

乾かしただけですが、ボブスタイルの完成です。

ほぼ髪が乾いている状態から毛先にカールを形成するので、少し内巻きに曲がる程度の仕上がりです。

ふんわり縮毛矯正7

AFTER 2

根元はふんわり、毛先を内巻に収めて、初めて自然なボブになります。

ふんわり縮毛矯正8

AFTER 3

乾かし方によって全くハネなかった訳ではないそうですが、扱いやすかったそうです(後日談)

他店様の矯正や、お家でアイロンやくるくるドライヤー等で過度に熱を加えて有る髪は、立体的構造(ネイティブ構造)が壊れている為、丸く仕上がりません。

縮毛矯正+ヘアカラー

縮毛矯正とヘアカラーを同日に行います。中性域なので同日施術が無理なく行えます。

縮毛矯正+ヘアカラー1

BEFORE 1

縮毛矯正は6ヶ月前、ヘアカラーは2ヶ月前の履歴です。

新しく生えてきた黒髪を、「既に染まっている髪色くらいで、均一に染めたい」との希望です。

縮毛矯正がなので、ヘアカラーから行います。

中性域なので同日施術を行っています。化粧品認可であっても、アルカリ性縮毛矯正なら絶対に行ってはいけません。

縮毛矯正+ヘアカラー2

新生毛は2㎝程度でしたが、ホームカラー(泡)で色ムラが。。。

色ムラを馴染ませる為、今回は既染部の半分位までヘアカラー(8レベル)を塗布。

同日施術を行っても、ヘアダメージはもちろん、ヘアカラーの仕上がりも劣らないようにします。

20分放置後、水洗。

縮毛矯正+ヘアカラー3

ヘアカラー後です。縮毛矯正はまだ行っていないので、くせ毛は残ったままです。

細毛ですが、くせ毛は強く縮毛矯正をしないとウネウネです。。。

今までは、ケミカルに精通しトリートメントが得意なのに、ヘアカラーとの同日施術は痛むとの理由で断られてきたそうです。何の為の、誰の為のトリートメントなのでしょうか?(笑)

無名でしょぼい神戸 美容室 VERY VERYで、同日施術初挑戦です(爆)

縮毛矯正+ヘアカラー4

縮毛矯正1剤を塗布。20分放置。

中性域なので、同日施術であっても切れ毛、折れ毛、ビビリ毛等のハイダメージの心配がなく安心です。

毛髪の軟化を確認後、水洗。

縮毛矯正+ヘアカラー5

AFTER 1

ストレートアイロン⇒2剤塗布⇒シャンプー⇒ドライヤーで乾かした状態です。

縮毛矯正とヘアカラーを同日に行っても、トリートメントの類は使用していません。

トリートメントがしたければ、お家で存分にしてください。

美容室専売品やブランド商品など、効果絶大で激ヤバな優秀トリートメントが沢山売ってますョ。髪が良くなる事はありませんが(爆)

縮毛矯正+ヘアカラー6

AFTER 2

くせ毛の強かった内側です。まずまず綺麗なストレートに伸びていると思います。

神戸 美容室 VERY VERYでは、詳細なカルテを作成していて、次回以降もう少し矯正剤を強くしたり、もう少し放置時間を置いたり、微調整をしています。

縮毛矯正+ヘアカラー7

AFTER 3

縮毛矯正よりも、ヘアカラーの退色度合を見て頂きたい画像です。

ヘアカラーをされているお客さんは、縮毛矯正施術後に髪色が明るくなった経験があると思いますが、中性域なのでヘアカラーの退色が少なく、同日施術を無理なく行う事が出来ます。

縮毛矯正とヘアカラー、どちらを先にしたら良い?

ヘアダメージやくせ毛の伸びを優先するならヘアカラーを先にします。

先にヘアカラー(アルカリ性酸化染毛剤に限ります)をする事で、矯正1剤の作用(浸透)が良くなるので、更に優しい矯正剤でくせ毛を伸ばす事が出来るからです。

ただし、ノンカラー、おしゃれ染め、白髪染め、Wカラー等の履歴を考慮しない無知な美容師なら、どちらを先にしても綺麗に仕上がる事はありません。

白髪の染まりや色相を優先するなら縮毛矯正を先にします。

矯正1剤で少なからず退色するからです。なので、しっかり(暗く)白髪を染めたい方、アッシュやピンク等の色相に強い拘りのある方は、縮毛矯正を先にします。

縮毛矯正とヘアカラー、同日にしたら傷む?別日なら傷まない?

矯正とカラーの両方を行った際、同日と別日のダメージに差はありません。

毛髪は死んでいる細胞なので、1度傷んでしまうと生え変わるまで直る事はありません。なので、日にちを空けたところで、傷みが回復する事は無いからです。

同日だろうが別日だろうが、その縮毛矯正なりのダメージが加わり、そのヘアカラーなりのダメージが加わるだけです。同日、別日は何も関係ありません。

縮毛矯正とヘアカラー、どのくらい期間を空けたら良い?

期間を空けても空けなくても、仕上がりに差はありません。

縮毛矯正は少なからず熱変性させている為、矯正後にカラーをすると、いつものように染まらない事があります。期間をいくら空けても染まりが良くなる事もありません。

アルカリカラーを先にしてからの矯正は、ダメージを抑えくせ毛が伸ばしやすくなりますが、期間をいくら空けてもカラーは少なからず退色します。

結局、どちらを先にしてもメリット、デメリットが有り、期間をいくら空けたところでデメリットが無くなる事もないので、優先する方を後からします。

縮毛矯正とヘアカラーの同日施術は薬機法違反?

以下のように、医薬部外品認可の矯正剤と医薬部外品認可のヘアカラー剤は、薬機法で同日に使用できない事になっています(その他は使用可)

薬機法を遵守したからと言って、ヘアダメージが抑えられたり、縮毛矯正を失敗しないと言う意味ではありません。

医薬部外品の矯正剤医薬部外品のカラー剤同日NG
医薬部外品の矯正剤化粧品のカラー剤同日OK
化粧品の矯正剤医薬部外品のカラー剤同日OK
化粧品の矯正剤化粧品のカラー剤同日OK

縮毛矯正+デジタルパーマ

重力に従う縮毛矯正と重力に逆らうパーマ。この相反する2つの両立はとても難しい技術になります。

「ストデジ」、「矯正毛 パーマ」で検索するとネガティブな記事が上位表示されるように、この施術をまともに行える美容室は全国的に見てもほとんどありません。

縮毛矯正+デジタルパーマ1

BEFORE 1

くせ毛はさほど強くありませんが、膨張して広がる扱いにくい髪質です。

夏場や雨の多い時期は汗や湿気でさらに広がる為、髪を下ろす事が出来ません。

技術力の高いカットや優秀なトリートメントであっても、強いくせ毛をストレートに収めるには限界があります。

縮毛矯正+デジタルパーマ2

BEFORE 2

似合うヘアスタイルはもちろん大事なのですが、「髪をキレイに見せたい」、「お手入れのしやすい髪型にしてほしい」等と、よく言われるのですが、それを邪魔しているのがくせ毛です。

縮毛矯正さえすれば良いとは言いませんが、くせ毛を抑える最も有効な方法は縮毛矯正(ストレートパーマ)であって、カットでもトリートメントでもありません。

しかし、40代にさしかかり縮毛矯正でストレートヘアにするだけでは、似合わなくなってきます。

過去には自然なストレートヘアを目指し、ノンアイロンの縮毛矯正(ブロー矯正)を試みた事が有るそうですが、くせ毛は全く伸びなかったそうです。

今回は、根元~中間にかけて縮毛矯正(アイロン使用)で広がりやくせ毛をストレートに整え、毛先はデジタルパーマを施しカールを付けていきます。

縮毛矯正+デジタルパーマ3

根元~中間にかけて矯正1剤を塗布。25分放置。

中性域なので、毛先のデジタルパーマとも馴染み、自然なスタイルが作りやすいのも特徴です。

縮毛矯正+デジタルパーマ4

毛先(残りの部分)にデジタルパーマ1剤を塗布。

ダメージが進んでいたので、根元~中間にかけて塗布をした矯正1剤よりも更にpHを抑えています。

縮毛矯正とヘアカラーの履歴が重なり毛先ほどダメージが進行しているので、強いスペックの薬剤を必要としません。

ダメージが大きく、浸透が早いので3分だけ放置。水洗。

縮毛矯正+デジタルパーマ5

今回は、毛先のデジタルパーマから施術を行います(ケースバイケース)

縮毛矯正+デジタルパーマ6

コードを繋いで加温し、乾かしていきます。

完全に乾かすのに30~40分程度かかりますが、あせってはダメです(笑)

デジタルパーマは、ゆっくり時間を掛けながらカール(ウェーブ)付けるのがコツです。

縮毛矯正+デジタルパーマ7

髪が乾いたらロットを外します。根元~中間はまだ濡れているので、収まってるように見えますが・・・

縮毛矯正+デジタルパーマ8

ストレートアイロンはまだ行っていない為、根元~中間を乾かすとくせ毛は伸びていないので爆発します。

初めて施術される方は、「大丈夫?」と不安になる瞬間かも(笑)

縮毛矯正+デジタルパーマ9

毛先のデジタルパーマ部分はそのままで、根元~中間部分をストレートアイロンを使用して、縮毛矯正していきます。

後からストレートアイロンを施す事で、デジタルパーマ部分とのなじみが良いです。

最初にお客さんにお伝えしていた終了時刻より、早く終わりそうだったので、急遽ヘアカラーも行う事になりました(笑)

縮毛矯正+デジタルパーマ10

白髪染め後、トリートメントを使用せずに、わざとシャンプーだけで上げた状態です。

縮毛矯正、デジタルパーマ、ヘアカラーを同日に行い、処理剤、トリートメントの類を一切使用していませんが、ダメージは感じません。

お客さんに髪を乾かすしてもらうのですが、お家でトリートメントをするよりサラサラに仕上がっているので、不思議がる人も少なくありません。

縮毛矯正+デジタルパーマ11

AFTER 1

ドライヤーで乾かしただけの状態です。スタイリング剤も使用していません。

お家では、ゆっくり乾かすだけで仕上げる事が出来るので、お手入れが簡単になります。

半年間は乾かすだけでカールが持続します。なので、毎回デジタルパーマをあてる必要もありません。

縮毛矯正+デジタルパーマ12

AFTER 2

このお客さんは、矯正+デジパ施術が初めてだったので、お手入れがしやすいようにバックはあえて毛先だけのカールにしています。

慣れてくると、もっと上からカールを付けても良いかもしれませんゞゞゞ(≧ε≦o)v

縮毛矯正をした髪にパーマは出来る?

縮毛矯正やパーマの、良し悪し次第です。

重力に従う縮毛矯正は還元剤(1剤)で毛髪の弾力(強度)を奪う程ストレート効率が上がり、逆に重力に逆らうパーマは毛髪の弾力を残す程ウェーブ効率が上がります。

縮毛矯正で奪った毛髪の弾力は、時間の経過やトリートメント類で回復する事もありません。

その為、毛髪の弾力を残している良質な縮毛矯正に良質なパーマなら綺麗に掛かりますが、どちらか片方が悪質なら上手くいきません。

縮毛矯正をした後、どのくらいの期間を空けたらパーマは出来る?

期間は、空けても空けなくても関係ありません。

毛髪は死んでいる細胞なので、1度傷んでしまうと生え変わるまで直る事はありません。なので、日にちをいくら空けたところで、傷みが回復する事は無いからです。

髪が毛先まで伸びるまでの期間に施した、過去の縮毛矯正やヘアカラーなりのダメージ、アイロンやドライヤー等の熱ダメージが髪に履歴として残っているだけで、その上から「パーマが綺麗にあたるのか?」を判断するだけです。期間を考慮しても仕方ありません。

縮毛矯正をした髪にパーマをあてるなら、ワンカール?、ウェーブ?

技術的にもお家でのお手入れも、ワンカールは簡単ですが、ウェーブは難しくなります。

そもそも、ツヤ(面)の出にくいウェーブスタイルを綺麗に見せるのは難しく、縮毛矯正の上からとなると更にハードルは上がり、軟毛なら尚更です。

縮毛矯正の種類

沢山の種類があるように思える縮毛矯正(ストレートパーマ)ですが、誰にでも分かるように分類してみました。

施術する美容師の知識や技術が一番大切であって、どの縮毛矯正が良い悪いと言うのは一切ありません。

縮毛矯正とストレートパーマの違い

一般的に、熱(アイロン、ドライヤー)を使う事でストレート効果や持続期間を高めたのが縮毛矯正で、熱を使わない(矯正剤のみ)のがストレートパーマです。

 縮毛矯正ストレートパーマ
目的くせ毛を真っ直ぐに
髪質改善
パーマ取り
ボリュームダウン
料金¥5000~
¥30000
¥3000~
¥15000
工程熱処理有り熱処理無し
効果乾かすだけでストレート髪質によって異なる
持続半永久髪質によって異なる

目的の違い

縮毛矯正もストレートパーマも髪を真っ直ぐにする事に変わりは無いのですが、自毛のくせ毛を真っ直ぐにするのが縮毛矯正で、パーマを取ったりボリュームを抑えるのがストレートパーマになります。

料金の違い

縮毛矯正の方が料金設定が高い美容室が大半です。

施術工程の違い

濡れている髪に60℃以上、乾いている髪に140℃以上の熱を使うのが縮毛矯正、熱を使わないのがストレートパーマですが、この熱処理の有無、温度、時間によってストレート効果や持続期間が変わってきます。

効果の違い

どんな髪質の方でも乾かすだけで真っ直ぐになるのが縮毛矯正で、ストレートパーマは本来の髪質によって結果は異なり、あてる前とほとんど変わらない事もあります。

持続期間の違い

縮毛矯正は半永久的にあてた箇所は真っ直ぐですが、ストレートパーマは本来の髪質によって持続期間が異なり、すぐに取れてしまう事もあります。

アルカリ性縮毛矯正とは?

アルカリ性で主に作用する還元剤(チオグリコール酸アンモニウムやシステアミン塩酸塩)を使用し、毛髪の結合の一部(S-S結合)を組み換え、ストレートヘアを形成するのがアルカリ性縮毛矯正です。

  • リペア
  • リシオ
  • Mrハビット
  • スーパーサラ
  • 低温縮毛矯正
  • M3D
  • フォルムアーツ
  • 化粧品認可
  • オーガニック矯正等

上記の一般的な縮毛矯正は、全てアルカリ性縮毛矯正です。

縮毛矯正の名前が異なっていても、美容室を変えても、酸性や中性の表記が無ければ全てアルカリ性縮毛矯正です。

アルカリ性縮毛矯正の特徴

メリット

  • くせ毛がよく伸びる。
  • ボリュームもしっかり落とす事が出来る。

デメリット

  • ダメージが大きい。
  • 臭い。
  • 不自然、硬い仕上がり。
  • ヘアカラーとの同日施術は不可。

残留アルカリの除去?アルカリの中和?

縮毛矯正に拘りのある美容室のサイトに必ず書かれている、残留アルカリの除去やアルカリの中和。結論から書けば、ほとんど何の意味もありません。

神戸 美容室 VERY VERYでも、アルカリ性縮毛矯正を使用していた時期は行っていましたが、ダメージが軽減される事は全くありませんでした。

アルカリは使用した時点でダメージするので、使用後に除去や中和を行っても気休めにしかなりません。

最初からアルカリを使用しなければ良いだけの話で、神戸 美容室 VERY VERYが、中性域の縮毛矯正しか行わなくなった理由の1つでもあります。

アルカリの除去や中和。ダメージが抑えられるイメージがありますが、本当に効果があるなら何故、新規でご来店されるお客さんの髪は滅茶苦茶傷んでいるのでしょうか?騙されたら駄目ですョ(๑° ꒳ °๑)

酸性ストレートとは?

酸性域でも作用する還元剤(主にスピエラやGMT)を使用し、毛髪のS-S結合を組み換え、ストレートヘアを形成するのが、酸性ストレート(酸性縮毛矯正)です。

以前はアルカリ性縮毛矯正しかありませんでしたが、現在は酸性ストレートも珍しくありません。

神戸 美容室 VERY VERYでも酸性ストレートを行っていますが、お客さんが希望されても髪質や履歴(ダメージレベル)を考慮し適切では無いと判断した場合は、酸性縮毛矯正施術は行っていません。

酸性ストレートの特徴

メリット

  • アルカリによる髪のダメージが少ない、無い(還元剤によるダメージは当然有ります)
  • 自然な感じのストレート。ピンピンやツンツンになりにくく、あてているのを悟られにくい。
  • コテやカーラーで巻いても形(カールやウェーブ)が付きやすい。
  • ホームカラー、ブリーチ、ハイライト等、ダメージ毛~ハイダメージ毛でも矯正可。

デメリット

  • 髪質や履歴によっては、くせ毛が伸びない。
  • 髪質や履歴によっては、くせ戻りする。

髪質や履歴によっては、酸性ストレートでは、くせ毛が伸びない理由

毛髪の最深部(αへリックス)が壊れていない弾力の残る健康毛は、アルカリ(OH-)で少なからず最深部を壊し、弾力を奪わなければくせ毛は綺麗に伸びませんし、ストレートを維持する事が出来ません(還元酸化作用だけでは物理的に不可能)

なので、酸性ストレートでは弾力の残る健康毛のくせ毛を伸ばす事が出来ません。

ただし、パーマやヘアカラー等でアルカリによるダメージを負った髪は、既に毛髪の最深部が壊されている為、酸性縮毛矯正でもくせ毛を伸ばし維持させる事が出来ます。

アルカリ=悪?全て酸性ストレート?無謀過ぎる美容師

アルカリは痛むからと言って、どんな髪質や履歴でも、全て酸性ストレートでくせ毛を伸ばそうとする無謀な美容師が存在します。以下がその誤った技法です。

  • チオグリコール酸アンモニウム50%溶液(原料、金属のサビ取り)を矯正剤として超高濃度で頭髪に使用
  • スピエラ、GMTの原液を多量に添加。チオ換算7%を超える法外な高濃度還元剤の使用
  • 30分以上、延々と加温放置
  • 180℃以上の超高温アイロン
  • 1か所に2秒以上のアイロンプレス
  • 両手にアイロンを持つ2丁アイロン
  • 濡れた髪にアイロンでジュウ~ジュウ~、ウエットアイロン
  • アイロン終了後、もう一度髪を濡らしてアイロンをするWアイロン

「酸性なので痛まない・・・」と言いながら、無茶苦茶してます。゚( ゚இωஇ゚)゚。

アイロンのあて過ぎ、熱ダメージ

酸性ストレートでは、アルカリ性縮毛矯正のように優しくアイロンを行ってもくせ毛の伸びが悪いので・・・

  • 180℃以上の超高温アイロン
  • 1か所に2秒以上のアイロンプレス
  • 二丁アイロン
  • ウエットアイロン
  • Wアイロン等

アイロンを酷使して無理矢理(私にはそうにしか見えない)ストレートに伸ばす方法を良く見かけますが、高熱で髪が焦げてるし。。。

酸性ストレートをされた事のあるお客さんがご来店されますが、アイロンのあて過ぎでノンカラーの黒髪が赤茶けてましたが。。。∑(ノ▼ο▼)ノ

1剤をしっかり水洗(シャンプー)しても、毛髪内に沢山残る未還元の1剤を、アイロン(熱)を使用して後から還元させているだけなのですが、熱の加え過ぎで(酸性域であっても)ビビリ毛などの大失敗や後からダメージ感が凄く出て来ます。

酸性ストレートは優しいのか?

「酸性ストレートは優しくダメージレス」と言ったフレーズをよく見かけますが。。。

酸性縮毛矯正は(アルカリ性縮毛矯正と比べれば)優しい事に間違いはありませんが、弾力の残る健康毛のくせ毛を酸性ストレートで(無理矢理)伸ばそうとすると、

  • 自主基準(チオ換算7%)を完全無視、危険極まりない超高濃度の工業用還元剤を使用
  • 1剤の加温&30分以上の放置プレイ
  • アイロンの酷使

等の方法が必須になってくる為、全く髪に優しくありません。

「髪質や履歴によって矯正剤を使い分ける」事が1番優しい縮毛矯正になります。

酸性ストレート、施術1回目が1番良く伸びる理由

「酸性ストレート、1回目の仕上がりはとても良かったけど、2~3回目以降くせ毛の伸びが悪くなる。。。」と、良く耳にします。

酸性ストレートをメインに行う美容師は気付いていませんが、1回目の仕上がりが1番良い理由は、以前のアルカリ性縮毛矯正の履歴が残っていたからに過ぎません。

最初にも書きましたが、アルカリ(OH-)で、少なからず毛髪の最深部(αへリックス)を少しでも壊さなければ、綺麗にくせ毛は伸びませんし、くせ戻りします。

酸性ストレートで綺麗にくせ毛が伸びた訳でなく、(くせ毛が伸びていなかったり、痛んで仕上がりが悪かったとは言え)以前のアルカリ性縮毛矯正時に毛髪の最深部を壊された履歴があったからこそ、酸性ストレートでもくせ毛が綺麗に伸びただけ。

なので、2~3回と酸性ストレートを繰り返す程(以前のアルカリ性縮毛矯正の履歴が無くなり)くせ毛の伸びが悪くなると感じるのです。

酸性ストレートの問題点

酸性ストレートに使用されるスピエラやGMTは、酸性域で還元力が有ると言っても常温では還元作用が弱く、加温促進器やアイロン等の熱によって還元作用が著しく強くなる剤です。

熱によって還元作用が著しく強くなるスピエラやGMTを、熱処理を施す矯正やデジパーに適していると考える美容師も多くいますが、熱分布や還元作用は肉眼で確認出来ないので、アルカリ矯正より適正還元が分かりにくい。

酸性ストレートでは還元作用をほぼ熱によって行う為、10万本もある頭髪に均一に熱を加える事自体が無理で、部分的な還元の調整が担当美容師毎でバラバラ。

なので、適切かつ均一に還元作用を行う事が非常に難しく、くせ毛が伸びたり伸びなかったり、部分的に質感が良くても部分的に酷いダメージ感が出たり、仕上がりムラが常習しているはずです。

酸性ストレートで失敗されたお客さんが多数ご来店されます。。。

まだまだイメージが良い「酸性ストレート」の言葉で集客する美容室が多いからか、ここ数年は酸性ストレートで失敗(癖毛は全く伸びてなく傷んでチリチリに)されたお客さんがよくご来店されます。

ダメージの原因であるアルカリ剤は使用していなくても、髪の結合を切断し変形させる還元剤は使用するので、仕上がりの良し悪しは使用する美容師次第です(誰が使っても結果が変わらない、シャンプーやトリートメントとは訳が違います)

酸性ストレートの失敗の兆しは一見分かりにくいのですが、

  • ピンピンに真っ直ぐ過ぎる
  • 髪が硬く風になびかない

等、酸性ストレートなのに不自然さが出ている髪は大変危ない状態です。

ノンアイロン(ブロー)縮毛矯正とは?

ノンアイロン縮毛矯正とは、アイロンを使用しない縮毛矯正です。アイロンの代わりにドライヤー(ブロー)で、くせ毛を伸ばします。別名、ブロー矯正。

「アイロンを使用しないので、自然な仕上がり・・・」、「ノンアイロンでダメージが少なく・・・」等の、広告宣伝が多く違和感を覚えます。

「どうしてノンアイロンでも縮毛矯正が成立するのか?」、メリット、デメリットも知って頂きたいと思います。

薬剤(矯正剤)の強弱

縮毛矯正は、薬剤と熱を利用してくせ毛からストレートヘアに髪を整えます。薬剤には強弱があります。

なぜ縮毛矯正は熱を利用するのか?

縮毛矯正は、髪が濡れている時(水素結合の切断時)ではなく、髪が乾いている時(水素結合の結合時)にストレートにしなければなりません。

その為には、水素結合に負けない程の、強固なS-S結合(共有結合)をくせ毛からストレートヘアに組み換えなければいけません(SH/SS交換反応)

このS-S結合の組み換えを短い時間(営業時間内)で行う為に、アイロンやドライヤーの熱を利用します。

更に、組み換えたストレートヘアがすぐに元のくせ毛に戻らないように、熱で髪を変性(タンパク質の熱変性)させ、形状記憶(凝固)させる必要があります。

アイロンとドライヤーの熱(温度)はどの位か?

  • アイロン 160~180℃
  • ドライヤー 80~100℃

この位の熱を加えて、一般的に縮毛矯正を行っています。ノンアイロン縮毛矯正は、ドライヤーの吹き出し口を髪に付けて、なめしつけるように使用する為、さほど低温と言う訳でもありません。

髪は何℃から形状記憶するのか?

これは毛髪内の水分量によって変動し、乾いている髪で140℃位~、濡れている髪で60℃位~と言われています。

なので、くせ毛をストレートに形状記憶させる為に、アイロン(160~180℃)なら1~2秒間、ドライヤー(80~100℃)なら30~60秒間、熱を加える必要があります。

縮毛矯正=薬剤の強弱✕熱の高低

加える熱が低い方が安全に違いありませんが、それでは強いくせ毛は伸びません。熱を抑える分、強い薬剤を使用しないと縮毛矯正が成立しません。

結論

ノンアイロン縮毛矯正は、「アイロン矯正に比べれば熱ダメージを低く抑えられるものの、薬剤ダメージは大きくなる」の一点しかありません。

縮毛矯正に使用する1剤(還元剤)の種類

縮毛矯正1剤には必ず還元剤が配合されています。その還元剤によって、うねっているくせ毛の結合をストレートに組み換えています(SH/SS交換反応)

縮毛矯正(新生毛用、健康毛用)に使用される還元剤は、主に以下の4種類です。

原価はどれもさほど変わりません。料金が高いから良い縮毛矯正剤を使用・・・と言うのは誤りですm(_ _)m

還元剤の種類分子量至適pH
チオグリコール酸アンモニウム
C₂H₇NO₂S
1098.5~9.5
システアミン塩酸塩
C₂H₈NSCL
1138.0~9.0
スピエラ
C₄H₆O₂S
1185.0~6.0
GMT
C₅H₁₀O₄S
1666.5~7.5
チオグリコール酸アンモニウム
初期(25年前)の縮毛矯正から使用されている最も一般的な還元剤。
pH8.5~9.5 チオ濃度7~11% アルカリ度数3.0~7.0mlで製品化(新生毛、健康毛用)されています。他の還元剤に比べれば残臭は少ない。
pH8.5~9.5のアルカリ性で使用しないと、くせ毛の伸びが悪いのですが、髪はアルカリに弱い為、既に弱っているダメージ毛に使用すると、ビビリ毛などの失敗に繋がります。
アルカリ性では髪に悪いからと言って、中性~酸性域で(無理矢理)使用するには、高濃度のチオグリコール酸と長時間の加温放置が必要で、効率も悪く髪にとって本当に優しいのか?疑問が残ります。
ホッ〇ペッ〇ー、美〇美コム、ポ〇パ〇などで、中性や酸性の記載が無く、良い事だけがいっぱい書いてあるのが、このタイプの縮毛矯正です(¬з¬)
システアミン塩酸塩
化粧品認可(コスメ系)で安心、安全でダメージが少ないと謳っている縮毛矯正です。
pH8.0~9.0 システアミン濃度5~7% アルカリ度数3.0~5.0mlで製品化(新生毛、健康毛用)されています。
システアミンは、施術後に臭いが残りやすく、毛髪内部に浸透しにくい還元剤です。特に、毛髪表面のキューティクルがしっかりと残る健康な髪には、くせ毛の伸びが悪い傾向にあります。
システアミンは、毛髪表面と内部の均一な還元が難しく、縮毛矯正には不向きな還元剤です(既矯正部は除く)パーマに適した還元剤ではないでしょうか?
スピエラ(ブチロラクトンチオール)
スピエラ矯正、化粧品認可、弱酸性縮毛矯正、オイル矯正と謳っている縮毛矯正です。
pH5.0~6.0 スピエラ濃度3.0~4.0%前後で一般的に使用されています。強い臭いがあります。
疎水性のスピエラは、毛髪内の保水量が少なくなる為に、髪が湿っている状態からの高温アイロン(水分量と熱量)が必須?です(スピエラ濃度3%、1剤の放置時間10分なら尚更で、くせ毛⇒ストレートへの結合の組み換えは水分の存在下で進む為)
しかし、水分量と熱量によっては過剰過ぎるパワーでビビリ毛などの大失敗や、反対に水分量や熱量が足りずにくせ毛の伸びが悪かったりと、安定した結果が出にくいはずです。
ラクトン環にSH基を持つスピエラは、その構造上(切断したS-S結合の)再結合が難しい還元剤です。なので、施術後しばらくしてから酷いダメージが出てきたり、髪も硬くなります。酸性だからダメージが少なく・・そんなに単純ではありません。
スピエラ矯正???無理がありませんか?(ー。ー゛)
GMT(チオグリコール酸グリセリル)
新還元剤、化粧品認可、弱酸性縮毛矯正、GMT縮毛矯正と謳っている縮毛矯正です。
pH5.5~6.5 GMT濃度6%~20%で使用されています。刺激臭が少ないです。
GMTは、酸性~中性域でも毛髪内に浸透し還元力があります。しかし、大手美容メーカーの参入は無く、国内ではまだ新しい還元剤という事もあり、あまり普及していません。情報も少なくマイナーな還元剤です。
弱いGMTの還元力を補う為?、スピエラと併用され使われる事もあります。
加温(加熱)する事で還元力が著しく増す為、使い方を誤ると酷いダメージに遭遇します。いくら新しくても、髪に優しい還元剤などありませんw( ̄Д ̄;)wエ~ッ!!

最適な縮毛矯正は?

よくあるお問い合わせに、

  • 縮毛矯正
  • 酸性ストレート
  • チューニング
  • ストリートメント
  • 髪質改善
  • アンチフリッツ
  • 酸熱トリートメント
  • ボリュームダウン
どれが1番良いですか?
どれが1番良いのか?は、希望や髪質によって個々で異なります。
縮毛矯正が1番傷みますよね?
極て弱い縮毛矯正もあるので、縮毛矯正が1番傷むとは言えません。
チューニングでくせ毛が伸びなかったのですが。。。
あなたが髪が伸びなかっただけで、チューニングの薬剤では強過ぎて、くせ毛が超真っ直ぐに仕上がる方も沢山います。
縮毛矯正をするほど、くせ毛は強くないのですが。。。
縮毛矯正=ピンピンの針金のような仕上がりではありません。ピンピンにならない優しい薬剤を使用すれば良いだけです。
すればするほど髪が綺麗になると言われた髪質改善で、すればするほどバサバサになりました。。。
髪質改善と謳っていても髪に負担のある薬剤(還元剤、アルカリ、酸など)を使用している為、当たり前です。薬剤を使用するので、取り扱う美容師によって雲泥の差が出ます。本質を理解していない美容師でないと、「すればするほど髪が綺麗になる」なんて言いません。

どのメニューも薬剤を使用し、髪の結合を組み換える技術です。それぞれ製品ごとに薬剤の強弱は異なりますが、全て同じメニューです。

まともな美容師は、お客さんの髪質や履歴(ダメージ)を見極め希望の結果に仕上がるように、メニューを提案し薬剤の強弱を調整して使用しています。

ポンコツ美容師は、オーダーされたメニューの製品をそのままお客さんに使用したり、応用の効かないマニュアル対応で薬剤の強弱を調整をしないので、真っ直ぐ過ぎる、ペッちゃんこ、傷みが酷い、くせ毛の伸びが悪い等、失敗をするのです。

どれが一番良いですか?では無く、お客さんの髪質や希望に合わせメニューを提案し薬剤の強弱を調整してくれる美容師にお願いして下さい。

縮毛矯正よくある質問

Q1 強いクセ毛も伸びますか?
詳細な理由は書けませんが、他店様より遥かに優しい中性域の矯正剤ですが、よく伸びます。ただし、髪質(履歴)によっては工程がひとつ多くなるので、少し時間を頂く事があります。
Q2 ぺっちゃんこになりませんか?
pH7.0~8.0の中性域で縮毛矯正を行っている為、ぺっちゃんこになりにくいです。髪質によっては、根元を空けて縮毛矯正剤を塗布したり、トップだけアイロンを使用しなかったり臨機応変に対応しています。
Q3 ピンピンな針金みたいに硬くなりませんか?
中性域でアルカリ剤を使用して無い(アルカリ度数≒0)のでなりません。ただし、他店様の縮毛矯正で既に硬くなっている既矯正部を柔らかくする事は物理的に出来ません(一時的に柔らかくする事は可能)
Q4 ブリーチしてある髪に縮毛矯正はできますか?
ブリーチの履歴があっても、さほど髪が痛んでいなければ施術可能です(逆に言えば、ブリーチをしていなくても、酷いダメージなら施術は出来ません)
綺麗になる見込みが無いほど傷んでいる場合、施術は行いません。
Q5 ヘアカラーと同日にして傷みませんか?
同日だから傷むのではありません。縮毛矯正剤に含まれるアルカリが、ヘアカラー剤に含まれるアルカリが髪を傷ませるのです。
当店の縮毛矯正剤はアルカリを含んでないので、同日にしてもダメージを感じません。
Q6 ホットカーラーで巻いたり、アイロン(コテ)は使えますか?
施術後24時間以降であれば、使用できます。アイロンの設定温度は140℃以下で使用して下さい。
Q7 縮毛矯正の後にパーマはあてれますか?
縮毛矯正後のパーマはデジタルパーマ(HOT系)が望ましく、通常のパーマ(COLD系)はお勧め出来ません。
当店での縮毛矯正履歴部は問題なくあたりますが、酷いダメージであるほど難しくなります。
Q8 髪の毛は痛みませんか?
全く傷まない訳ではありませんが、中性域でアルカリ剤を使用していないので、傷みを感じません。
Q9 すごく髪が傷んでます。大丈夫ですか?
傷んでいない箇所や痛みの少ない箇所を中心に縮毛矯正をあてます。ハイダメージ部分は、手を付けれな事もあり、1度のご来店で完全に綺麗にに仕上がるとも限りません。
一度傷んでしまった髪はトリートメント等で直ったりしませんから、どうしても健康な髪が伸びて来るのを待ち、長期的なスパンで綺麗にしていく事になります。
Q10 どうして他の美容室では、優しい縮毛矯正を行わないのですか?
他の美容室(美容師)は、優しい矯正剤で強いくせ毛伸ばす方法を知らないからです。優しい中性域剤では、「弱過ぎる」、「強いくせ毛が伸びるはずが無い」等の認識で行わないのです。
Q11 抗がん剤治療中でも縮毛矯正は出来ますか?
抗がん剤治療中に生えてくる髪は、本来の髪質とは異なり、くせ毛が生えて来る事が多いようです(元の髪質に戻るには、治療終了後3~5年程度の時間が掛かるようです)
その間の縮毛矯正施術は可能で、くせ毛を伸ばしまとまらない髪を落ち着かせる事が出来きますが、どうしても抗がん剤の副作用の影響が強く、本来の縮毛矯正の結果とは異なります。

縮毛矯正料金と施術時間

税込み。カット、シャンプー、ブロー込み。1日3人まで。時間にゆとりを持ってご予約下さい。

MENU薬剤(1剤)使用量料金
縮毛矯正~160g¥16500
161g~200g¥18150
201g~¥19800
縮毛矯正

デジタルパーマ
~200g¥22000
201g~240g¥24200
241g~¥26400
縮毛矯正

ヘアカラー
~240g¥22000
241g~320g¥24200
321g~¥26400
縮毛矯正

デジタルパーマ

ヘアカラー
~280g¥27500
281g~360g¥30250
361g~¥33000
ポイント縮毛矯正~80g¥11000
81g~120g¥12100
121g~¥13200
ポイント縮毛矯正

ヘアカラー
~160g¥16500
161g~240g¥18150
241g~¥19800