ぷるぷるの使い方
- 1剤選定、1剤塗布、放置
- 水洗
- ドライ
- アイロン
- 2剤塗布、放置
- シャンプー、仕上げ
①1剤選定、1剤塗布、放置
以下の表を参考に、ダメージレベルにあわせてH1剤とS1剤を混ぜて(自己責任でお願いいたします)還元力と浸透力を加減し、乾いた髪に塗布して放置してください。
⚠️癖毛の強弱は考慮する必要はありません。
⚠️癖毛の伸びにくい方は、放置時間を長めにお取りください。ゆっくりと1剤が毛髪内に浸透し伸びが良くなります。
⚠️加温は不要ですが、ラップ+アルミで保温放置する事で、疎水性の強い癖毛でも伸ばしやすくなります。
⚠️濡れた髪に塗布すると、尿素濃度が薄まり癖毛の伸びが悪い傾向にあり、放置時間が長めに必要になります。
⚠️事前シャンプーは不要ですが、髪にシリコンやオイル等の油性成分が過度に残っている場合、アルカリイオン水でシリコン除去やオイル除去をお勧めします。
⚠️1剤選定を間違えても大きなダメージには繋がらない為、1剤選定に神経質になる必要はありません。
希釈の目安
【新生毛】

【既矯正毛】

②中間水洗
1剤放置後、髪が軋むまで(5分程度)中間水洗します。
⚠️水洗直後、髪はヌルヌルしていますが、軋みが出るまで水洗してください。軋みが出るまでの時間が短いほど、癖毛の伸びが良い傾向にあります。
⚠️水洗が甘い(ヌルヌルが残っている)と癖毛の伸びが悪くなる傾向にあります。
⚠️5分間水洗し続ける必要はありません(1分水洗+3分放置+1分水洗でもOK)
⚠️シャンプーはしないでください。シャンプーすると、癖毛の伸びが悪くなったり、癖戻りする傾向にあります。
③ドライ
髪をしっかり乾かします。
1剤水洗後は、チオグリコール酸アンモニウム+尿素の働きによって、毛髪との親和性が一時的に高まっている為、通常より乾きにくくなります(2剤終了後には戻ります)
⚠️乾かす際にブローはしないでください。ブローをしてしまうと、癖毛の無い箇所や前回矯正部との繋ぎ部分が過剰還元していても、目視で確認が出来なくなるからです。
⚠️酸性ストレートにありがちな、アイロン前に水分を残す必要はありません。
④アイロン
しっかり乾いた髪に、アイロン(160~180℃、5~10mmスライス、新生毛2~3秒間、既矯正毛1秒以下)をしていきます。
⚠️ダメージレベルに合わせて、アイロン温度(160~180℃)を調整してください。
⚠️酸性ストレートにありがちな、ウェットアイロン、2丁アイロン、Wアイロン等は必要ありません。
⚠️アイロン時間の目安は、一人で全頭をアイロンして30~45分ほどです。1時間かかる人はほぼいません。
⑤2剤塗布、放置
アイロン後、ヘアカラーオキシを、1.5%に希釈して塗布。3分放置。
⚠️ブロム酸(臭素酸塩)を使用する場合、6~8%濃度のブロム酸を15分放置。
⑥シャンプー、仕上げ
お手持ちのシャンプー、トリートメントを使用後、髪を乾かして仕上げてください。
注意点
✅油性成分(シリコン、オイル、ミツロウ等)の過度な残留は、癖毛の伸びが悪い傾向にありますが、放置時間を長く取る事で、しっかり伸びます。具体的には、
シャンプートリートメント、トリートメントが先に無くなる方
1回目のシャンプーで泡が立たない方
髪が中々乾かない方
ぷるぷる1剤を5分水洗しても、ヌルヌルしてる髪< /p>
矯正アイロン前、髪が白くなってる箇所がある< /p>
矯正アイロン時、しっかり乾かしているのに水蒸気爆発が起こる方< /p>
毎日、洗い流さないトリートメント+アイロン仕上げをされる方
カラートリートメントを欠かせない方
ダメージレスな自然な丸い矯正を実現するため、アルカリ度数1ml未満に設計している為、過度な油性成分に負ける傾向にあります。
✅ヘナ染めをされてる方も、伸びが悪い傾向にあるので、放置時間を長めにお取りください。
尿素の作用で、毛髪と水の親和性を高め還元剤を浸透させていますが、ヘナの成分(ローソン、タンニン等)の作用で過度に疎水性に振られている髪は、親和性が高まらず還元剤が思うように浸透しないからです。
✅施術前にダメージ(アルカリ変性、熱変性、酸変性、アルコール変性)が進んでいる箇所ほど、丸い自然なストレートに仕上がりません。
✅マスキングが不十分です。次回製造分から香料を変更します。お好みで香りを付けてください。