パーマ落とし
デジタルパーマやパーマをあててみたものの、「思っていたスタイルと違う」、「パーマがあたり過ぎた」、「パーマスタイルに飽きた」等の方は、パーマ落とし(パーマ取り)の施術が有効です。
パーマ落とし施術内容
パーマ落としは、イメージと全く違うパーマやあたり過ぎたパーマを、極力ダメージを抑えながらパーマを落としたり緩めて、新たにヘアスタイルを作り直すメニューです。
単にパーマを取るだけでは無いので、希望のヘアスタイル等ご相談下さい。可能な限り対応しています。
パーマは時間の経過で自然に緩くなっていきますが、あたり過ぎている場合は、自然に取れたりはしません。
カットで切り落としながら、伸びて来るのを待つのは時間が掛かり大変ですし、その間のヘアスタイルもまとまりが悪かったりと散々なはずです。
気に入らないバッサバサのパーマスタイルでずっと我慢するくらいなら、パーマを落としがお勧めです。
昨今、残臭のあるシステアミンHClを主成分としたパーマも多く、1ヵ月ほど髪を濡らす度に嫌な匂いがしますが、神戸 美容室 VERY VERYでは、システアミンHClは使用していない為、残臭が軽減します。
市販のストレートパーマ剤(アルカリ性)で無理矢理パーマを取る方がいらっしゃいますが、1度パーマをあてたデリケートな髪には強過ぎて更なるダメージや、手の施しようの無いチリチリやビビリ毛になる可能性も高かったり、何よりヘアスタイルとしてお勧め出来ません。
綺麗にパーマを落とすには、ダメージレベル(履歴)によって、pH(酸性~中性)、ヘアスタイルに見合う適切な還元剤(チオグリコール酸orチオ乳酸等)、濃度(2~7%程度)を調整し使用しなければいけませんし、
縮毛矯正毛にコールドパーマ、デジタルパーマ、酷いダメージ毛などは、熱処理(アイロン、ブロー)も施さなければ綺麗にパーマを落としながら、新たにヘアスタイルを作り直す事が出来ません。
知識、技術、経験が必要です。
「市販のストレートパーマでも真っ直ぐに戻せた~」という無責任な書き込みをよく拝見するので、釘を刺しておきますo( ̄曲 ̄o)彡
客単価を上げたい美容室による、身勝手なパーマ失敗のご相談が非常に多く、メニューにしてみました(笑)
パーマ落としの誤った情報
誰でも簡単に情報が発信できる便利な時代ですが、コピペだけの誤った情報がGoogle検索で上位表示されています。素人が書き込んでいる事も多いので、注意が必要です。
- パーマはどの位で、自然に取れるのか?
- 「誤った情報」
- パーマは施術後約〇ヶ月で自然に落ちてくると言われています。早い人なら〇ヶ月で落ちるでしょう。
- 「正しい情報」
- 元の髪質やパーマの種類によって、自然に取れる日数は随分異なる為、一概に言えません。完全乾燥させるデジタルパーマなら1年以上も取れませんし、ボディパーマ(コールド)なら2週間で取れます。
- パーマを落とすには、どの位の期間を空けたら良いのか?髪に負担の少ない期間とは?
- 「誤った情報」
- 負担が掛かるので髪の事を考えると、最低でも〇ヶ月経ってから落とすようにしましょう。
- 「正しい情報」
- 髪の毛は死滅細胞なので、一度痛んでしまった髪が直る事は絶対にありません。時間の経過やトリートメント等で、ヘアダメージが回復する事もありえません。なので、期間を空けても意味がありません。
- 正しい知識と技術があれば、パーマをあてた次の日であってもダメージをほとんど与えずにパーマを落とす事が可能です。
- パーマをすぐ落とす場合は、相当のダメージ?
- 「誤った情報」
- パーマをかけた後すぐに落とす場合は、縮毛矯正でしかパーマは取れません。パーマがしっかり残っている状態でパーマを落とすには、縮毛矯正が必要です。
- 「正しい情報」
- かけたパーマの種類によって、パーマ落としの技術が変わります。強くパーマがあたっているからと言って、縮毛矯正を行う必要は全くありません。
- パーマを自分で落とす方法は?
- 「誤った情報」
- パーマをかけた当日にシャンプーする。トリートメントをした状態で髪をとかす。ドライヤーとストレートアイロンでブローする。
- 「正しい情報」
- パーマは、還元剤と酸化剤によるS-S結合の組み換えです。上記の方法では、長い時間を経て緩くなる事はあっても、完全に取れる事はありません。
- 毛髪科学を学んだ事のない、素人さんの書き込みです。(気に入らないパーマなら)正しい知識を持つ美容師に、さっさと落としてもらった方がストレスも掛かりません。
よくあるパーマの失敗
- パーマがあたり過ぎた。。。
- パーマ剤が強すぎた、放置時間が長すぎたなどが原因です。3~5回程度のご自宅シャンプーで緩く(丁度良く)なる事もありますが、ダメなら直して(緩めて)もらうのが得策です。ストレートパーマ剤を購入して、ご自身で取る(緩める)のは、ダメージに繋がるのでお勧めできません。
- パーマがゆるかった、すぐにとれた。。。
- ロットが大きかった、放置時間が短かったが原因です。あて直してもらいましょう。
- 自分で思うようにスタイリング出来ない。。。
- パーマをあてればスタイルが完成ではありません。お手入れ簡単、ワックスをもみこむだけでOKなどの言葉を鵜呑みにしない。ヘアカタログ、モデルさんなどのヘアスタイル写真(画像)は、アイロン(コテ)などの偽パーマばかりで、美容業界全体の問題でもあります。
- 痛んだ。。。
- アルカリを抑えるパーマ施術で、解消されたりもしますが、パーマをあてれば少なからず痛みます。ストーレートに比べ、ひっかかたり、絡んだりしやすいので、実際はさほど痛んでなくても、ダメージを感じやすかったりします。
- 広がる、ボリュームが出過ぎる。。。
- パーマを上(根元)の方からあて過ぎた、ロットが狙いより小さくあたり過ぎた、ロットを巻き込み過ぎた、などが原因です。
パーマ落とし料金と施術時間
税込み。カット、シャンプー、ブロー込み。
酷いダメージの場合、施術出来ない事があります。
MENU | 薬剤(1剤)使用量 | 料金 |
パーマ落とし 【約180分】 | ~160g | ¥16500 |
161g~200g | ¥18150 | |
201g~ | ¥19800 |