低アルカリ高還元縮毛矯正とは?

低アルカリ高還元縮毛矯正とは、チオグリコール酸アンモニウム50%(研究用、雑貨品)を併用し、現場の美容師さんが強い癖毛を安全に伸ばす事を目的に高還元剤濃度且つ低アルカリ処方に調整された縮毛矯正です(薬機法で定められた上限の還元剤濃度を守ると強い癖毛の対応が難しいのと、高アルカリ処方だとダメージが高く危ない為)

当然ですが、医薬部外品の縮毛矯正剤は薬機法で定められた還元剤濃度(チオグリコール酸濃度11%まで。ただし7%を超える場合、超過分のジチオジグリコール酸を配合)、化粧品の縮毛矯正(カーリング料)はパーマネントウェーブ液工業組合が定める自主基準(総還元剤濃度7%まで)を守らないと製造販売出来ません。

なので、薬機法や自主基準を遵守した矯正剤やカーリング料と、チオグリコール酸アンモニウム50%(研究用、雑貨品)が別々に販売されており、使用前に自己責任で〇ぜて使用します。

神戸 美容室 VERY VERY では、リスクを鑑み低アルカリ高還元縮毛矯正は一切行っていません。

低アルカリ高還元縮毛矯正と他の縮毛矯正との比較

 アルカリ度数pH還元剤濃度
(新生毛用)
低アルカリ高還元縮毛矯正3~5mlpH8.5~9.510~11%
ジチオジグリコール酸無し
一般的なアルカリ性縮毛矯正5~7mlpH9.0~9.57~11%
ジチオジグリコール酸有り
一般的な酸性ストレート0mlpH5.0~6.510~20%
ジチオジグリコール酸無し
神戸 美容室 VERY VERY
中性域縮毛矯正
≒0mlpH6.0~8.04~7%
ジチオジグリコール酸無し

従来のアルカリ性縮毛矯正と比べれば優しい印象を受けますが、現在はGMT、スピエラ、チオグリコール酸システアミンを用事調整する酸性ストレートも多く、使用している美容室はほとんど無いと思われます。

あと、低アルカリ高還元縮毛矯正や酸性ストレートでいくら高濃度の還元剤を使用しても、毛髪の親水部と疎水部の双方を満遍なく還元できなければ、無駄に負担を掛けてるだけで意味がありません。疎水部の還元をどう行うのか?が大事です。

毛髪の負担を最小限に抑え且つ効率良く疎水部の還元を行う事を考えた結果、神戸 美容室 VERY VERYでは、低スペックでの縮毛矯正を可能にしました。