低アルカリ高還元縮毛矯正とは?
縮毛矯正によるダメージを減らす方法として、「低アルカリ高還元」という考え方があります。
従来のアルカリ性縮毛矯正よりもアルカリ量やpHを抑え、その代わりに還元剤濃度を高くすることで、安全に癖毛を伸ばそうと考えられた縮毛矯正です。
確かに、縮毛矯正のダメージの大きな原因のひとつがアルカリです。
そのため、アルカリを減らして髪への負担を抑えるという低アルカリ高還元の考え方は、合理的です。
しかし、ここでひとつ疑問が生まれます。
アルカリを減らした分だけ還元剤濃度を上げれば、本当に癖毛は伸びるのでしょうか?
アルカリを減らした分、還元剤濃度を上げれば、癖毛は伸びるのか?
低アルカリ高還元縮毛矯正では、アルカリを減らした分、還元剤濃度を高くするという考え方です。
しかし、還元剤の濃度を上げれば、その分だけ癖毛がよく伸びる訳ではありません。
アルカリを減らした分、還元剤は作用しにくくなりますし、深部へ浸透(影響)も弱くなります。
もし本当に、アルカリを下げて、還元剤の濃度を高くすれば、ダメージを抑えながら癖毛を自在に伸ばせるのであれば、極端な話、高濃度の還元剤原料をそのまま髪に使えばよいことになります。
つまり、本当に大切なのは、還元剤をどれだけ配合するかではなく、どれだけ少ない負担で、どれだけ変形しやすい状態にできるかです。
VERY VERYでは、この部分こそが縮毛矯正のダメージを抑えながら、癖毛を最大限に伸ばすために重要だと考えています。
低アルカリだから傷まない、とは限りません
縮毛矯正のダメージ原因は、アルカリだけではありません。
還元剤は、毛髪内部のSS結合に作用して髪を変形しやすい状態にするために必要なものですが、必要以上の還元作用は、当然ながら毛髪への負担も大きくなります。
つまり、
「アルカリは傷むから減らす。でもその代わりに還元剤を増やす」
というだけでは、ダメージそのものを十分に減らしたことにはなりません。
低アルカリ高還元縮毛矯正は、アルカリによる負担を減らすことはできますが、還元剤への依存度は高くなります。
縮毛矯正は「還元剤をどれだけ使うか」の技術ではありません
一般的に、強い癖毛を伸ばすためには、還元剤でSS結合をたくさん切ればよいと思われがちです。
しかし、縮毛矯正で癖毛をストレートにする要素は、SS結合を切るだけではありません。
毛髪内部に水を入りやすくしたり、毛髪を一時的に変形しやすい状態にしたりと、複数の作用が関係しています。
そのため、VERY VERYでは、還元剤濃度を高くすることだけが、強い癖毛を伸ばす方法ではないと考えています。
アルカリも還元剤も減らすことはできないのか?
そこでVERY VERYが考えたのが、
「アルカリを減らした分だけ還元剤を増やす」のではなく、アルカリにも還元にも過度に頼らずにくせ毛を伸ばすことです。
そのために自社開発した縮毛矯正剤が、「ぷるぷるストレート」です。
ぷるぷるストレートでは、尿素を利用して毛髪内部に水が入りやすい状態を作り、毛髪の構造を一時的に変形しやすくするという考え方を取り入れています。
そのため、従来の縮毛矯正のように、強いアルカリで髪を軟化させたり、高濃度の還元剤に頼る必要がなくなりました。
| 高アルカリ 高還元縮毛矯正 | 低アルカリ 高還元縮毛矯正 | ぷるぷる ストレート | |
|---|---|---|---|
| 基本的な考え方 | アルカリ↑還元剤↑ | アルカリ↓還元剤↑ | アルカリ↓還元剤↓ |
| アルカリ度数 | 5~7ml | 3~5ml | 0~1ml |
| pH | pH8.5~pH9.5 | pH8~pH9 | pH6~pH8 |
| 還元剤濃度 | 9~11% | 10~12% | 3~7% |
| アルカリによる負担 | 大 | 中 | 小 |
| 還元剤による負担 | 中 | 大 | 小 |
「アルカリ=傷む」という考え方が広がったことで、低アルカリや酸性という言葉で縮毛矯正を選ばれる方も増えています。
しかし、低アルカリや酸性であることと、毛髪への負担が小さいことは、必ずしも同じではありません。
参考にしてください。
