”ぷるぷる”の特徴

ぷるぷるくり~むH 1剤

スペック

  • pH8.0~pH8.2
  • アルカリ度 1ml未満
  • 還元剤濃度 チオグリコール酸アンモニウム7%

従来のアルカリ性縮毛矯正剤に配合されるアルカリ成分を使わずに、尿素に置換した縮毛矯正剤です。

尿素の働きで、毛髪をほぼ軟化膨潤させる事なく還元剤を浸透させ、且つ元の癖毛に戻ろうとする水素結合を抑制する事で、従来では難しかった縮毛矯正施術が『安全』に『簡単』に行えるようになりました。

pHは、疎水性の強い癖毛にも加温せず対応出来るよう弱アルカリ性に調整していますが、アルカリ成分の配合量は極僅かなので、施術後のアルカリダメージや硬さがありません。

製品名 ぷるぷるくり~むS 1剤

スペック

  • pH5.8~pH6.0
  • アルカリ度 0ml
  • 還元剤濃度 アセチルシステイン3%(チオ換算)

ぷるぷるくり~むH1剤の還元力と浸透力を減力させる為の酸性システイン系還元剤です(チオ系還元剤は一切配合していません)

従来の縮毛矯正剤(化粧品分類の酸性ストレートを含む)にありがちな、SS結合の過剰還元による失敗(ビビリ毛)を無くす為に開発しました。

ぷるぷるくり~むS1剤単体では癖毛を伸ばす力はありません。ぷるぷるくり~むH1剤と組み合わせる事で、アセチルシステインが過剰なSS結合の切断を抑え温存し再架橋率が向上し、健康な毛髪の弾力を残した縮毛矯正が可能です。

2剤処理時に、アセチルシステインが自ら先に酸化する事で、過剰酸化(システイン酸の生成)を抑制、施術後のダメージはもちろん、しなやかさが持続します。

アルカリ性縮毛矯正、酸性ストレートとの比較

アルカリ性縮毛矯正は、還元剤の働きを助ける助剤にアルカリ成分を使用し、毛髪を過剰に軟化膨潤させる事で還元剤を浸透させていますが、ダメージの主因でもあり常に危険と隣り合わせで、縮毛矯正を難しくしていました。

助剤に尿素を使用する事で軟化膨潤させる事なく、毛髪との親和性を高め還元剤を浸透させているので、アルカリダメージがありません。何より、軟化膨潤させないので、繊細な塗り分けを必要としません。

酸性ストレートもアルカリ成分を配合していませんが、いくら高濃度の還元剤を使用したところで助剤の配合が無いため、健康毛、太毛、硬毛、撥水毛等、疎水部分の多く残る毛髪への矯正効果は弱く、アルカリ性縮毛矯正を併用されているのが実情かと思います。

”ぷるぷる”は、アルカリ成分を使っていないのにアルカリ性縮毛矯正同等の矯正効果と、酸性縮毛矯正剤以上の指通りの良さ、丸い自然なストレートを実現しています。